Patagoniaのロゴは、昔から同じだった?
見慣れた「patagonia」の文字と、山並みのシルエット。
でも、丸いロゴや文字だけのタグを見て、「これもパタゴニア?」と思ったことはありませんか。

答えは、すべてが昔から同じだったわけではありません。
おなじみの山のモチーフを受け継ぎながら、時代やアイテムに合わせて、
さまざまな表情が生まれてきました。
ロゴの山は、実在する。
ロゴに描かれているのは、南米パタゴニア地方のフィッツロイ山群。架空の山ではなく、ブランドの原点と結びつく風景です。
1968年、創業者イヴォン・シュイナードは仲間とともに南米へ旅し、フィッツロイに登りました。自然のなかで遊び、挑戦する。その姿勢が、山のシルエットにも重なります。
山のロゴが生まれるまで。
ロゴの制作に携わったのは、アーティストのジョスリン・スラック。本人の回想によると、シュイナードから渡されたフィッツロイの登山ガイドを参考に、山並みを描いたそうです。
そのロゴは1976年春のコレクションで使われたと、アーカイブの取材記事で紹介されています。今のおなじみの姿には、そんな制作の物語がありました。
1995年、山から海へ。
楕円形の「オーバル・ロゴ」が誕生したのは1995年。当時のサーフ部門のためにデザインされ、初期には「サーフボード・ロゴ」と呼ばれていました。
その後は帽子やフリースにも広がり、現在も「'95 オーバル・ロゴ」として登場しています。山並みのロゴが消えたのではなく、ブランドの世界が広がるなかで、もう一つの顔が加わったのです。
小さなロゴにも、物語がある。
文字だけのもの、山並みを描いたもの、海を感じさせるオーバル型。
ロゴやタグの違いを眺めると、いつもの一着が少し違って見えてきます。
好きなデザインから選ぶのも、その背景を知って選ぶのも楽しい。
次にパタゴニアを手に取るときは、小さなロゴにも注目してみてください。
